
大陰唇のたるみやボリュームの減少には、切らずに受けられる方法として、皮膚の下に熱を届けるシュリンク(ハイフ)と、ヒアルロン酸フィラーやリジュランを注入する方法があります。S女性クリニックでは女医のイ・ヘヨン院長が診察し、皮膚のゆるみとふくらみの減り方を見たうえで、どの方法が合うかをご説明します。

大陰唇のたるみが気になり始める理由と、施術をおすすめしない場合
大陰唇は、小陰唇の外側を左右から覆うふくらみで、皮膚の下には脂肪とコラーゲンを含む組織があります。そのふくらみや皮膚のハリには生まれつきの個人差があり、年齢を重ねて脂肪やコラーゲンが減ることや、出産、大きな体重の減少、閉経前後のホルモンの変化によっても少しずつ形が変わります。しわが増えたり、ふくらみが平たくなったりすること自体は自然な変化で、治療しなければならないものではありません。
そのうえで、次のような気持ちからご相談をいただきます。
- 下着や水着を着たときに、Iラインのしわや皮膚のよれが気になる
- ふくらみが減って、小陰唇が以前より目立つように感じる
- アンダーヘアを減らしてから、皮膚のたるみが目につくようになった
- 出産や体重の変化のあとで、左右の形の差が気になり始めた
先に婦人科での診察を優先したほうがよい場合
しこりや痛み、かゆみ、ただれがある場合や、片側だけが急に腫れてきた場合は、たるみとは別の原因が隠れていることがあります。美容目的の施術より先に、原因を調べる診察を受けてください。注入する部分に炎症や傷があるときも、治るまで施術は行いません。妊娠中・授乳中の方は、施術を受けられるかどうかを院長が診察で判断します。
皮膚の余りが大きく、注入やハイフでは見た目の変化が期待しにくいと院長が判断した場合や、いまの状態が自然な範囲で施術の必要がないと考える場合は、その見立てをそのままお伝えします。
大陰唇のたるみに使う方法 — シュリンク・ヒアルロン酸・リジュラン
当院の大陰唇の施術は、どれも切開をしない外来の施術です。皮膚のゆるみを引き締めたいのか、減ったふくらみを補いたいのか、皮膚の質感を整えたいのかによって、向いている方法が変わります。
シュリンク(ウルトラフォーマーIII):熱で皮膚の土台に働きかける
シュリンクは、集束超音波(ハイフ)を皮膚の下の決まった深さに点状に集め、熱によって組織を小さく収縮させる機器です。熱を受けた部分ではその後コラーゲンが作り直されていくため、皮膚のハリを取り戻すことをねらいます。大陰唇には1回300ショットを目安に照射します。腟の内側に使うウルトラヴェラ(腟ハイフ)とは別の機器で、当院では大陰唇の皮膚にはシュリンクを使います。
ヒアルロン酸フィラー(3cc):減ったふくらみを補う
ヒアルロン酸は、もともと体の中にある成分で、水分を抱えてふくらみを作る性質があります。大陰唇の皮膚の下に細い針やカニューレで少しずつ注入し、平たくなった部分にボリュームを足して、しわやよれを目立ちにくくすることを目的とします。注入したヒアルロン酸は体の中で時間とともに分解・吸収されるため、形が保たれる期間には個人差があります。
リジュラン(2cc):皮膚の質感を整える注入
リジュランは、PN(ポリヌクレオチド)を主な成分とする注入剤です。ヒアルロン酸のようにふくらみを足すことよりも、薄くなった皮膚の質感やハリを整えることを目的に使います。細かい間隔で皮膚に注入するため、注入した跡に小さなふくらみが残り、数日かけてなじんでいきます。
ジュベルックボリュームという選択肢
ふくらみの補い方として、PDLLA(ポリ乳酸の一種)とヒアルロン酸を組み合わせたジュベルックボリューム(8cc)を大陰唇に使う方法もあります。こちらの詳しい内容は、ジュベルックボリュームのページでご案内しています。
大陰唇の施術を受ける日の流れ
- カウンセリング:気になっていることと、どんな仕上がりを望むかを伺います。
- 診察:イ・ヘヨン院長が皮膚のゆるみ、ふくらみの量、左右差を確かめます。
- 方法の決定:単独で行うか組み合わせるかを決め、料金の内訳をご説明します。
- 施術:消毒のあと、シュリンクの照射や注入を行います。
- 確認:腫れや出血の具合を確かめてからお帰りいただきます。
大陰唇の施術の基本情報
| 施術時間 | 方法・範囲により異なり診察時に案内 |
|---|---|
| 麻酔 | 麻酔の要否と方法は診察で決定 |
| ダウンタイム | 数日、腫れや内出血が出ることがある |
| 性交渉の再開 | 腫れや痛みが引いてから(院長が案内) |
| 施術回数 | 必要な回数と間隔は診察で相談 |
| 帰国可能日 | 帰国日は施術内容を見て院長が案内 |

大陰唇のたるみ治療の料金(税抜・税込)
- シュリンク(ハイフ)300ショット:400,000ウォン(税込 440,000ウォン)
- ヒアルロン酸フィラー 3cc:750,000ウォン(税込 825,000ウォン)
- リジュラン 2cc:500,000ウォン(税込 550,000ウォン)
- ジュベルックボリューム 8cc:660,000ウォン(税込 726,000ウォン)
大陰唇の施術の料金は、いずれも1回分の金額です。韓国の医療機関の料金表は付加価値税(VAT)を含まない金額で作られているため、左に税抜の金額、カッコ内に10%を加えた金額を記しています。外国人患者が受けられた付加価値税の還付制度は2025年12月31日で終わっており、カッコ内の金額がお支払いの総額になります。
二つの方法を組み合わせる場合は、それぞれの料金の合計になります。麻酔や経過の診察などが料金に含まれるかどうかは、診察のあとにお渡しするお見積りでご確認いただけます。
大陰唇の施術を受けたあとの経過
- 施術当日
注入した部分にはふくらみや軽い腫れ、針の跡が残ります。シュリンクのあとは、ほてりや軽い赤みが出ることがあります。座る時間が長い移動では、締めつけの少ない服装が楽です。
- 翌日〜3日目
腫れや内出血が目立ちやすい時期です。注入した部分を強く押したりもんだりせず、長風呂やサウナ、激しい運動は控えてください。シャワーは当日の指示に沿って浴びられます。
- 1週間前後
腫れが引き、注入した部分が周りになじんできます。リジュランの小さなふくらみも少しずつ平らになっていきますが、引き方には差があります。
- 1か月前後
シュリンクで熱を受けた部分の変化は、時間をかけて現れるとされています。気になることがあれば写真を添えてLINEでご連絡ください。院長が確認します。

大陰唇への施術で起こりうることと、研究でわかっている範囲
注入や照射は切開をしない施術ですが、体に針や熱を加える以上、次のようなことが起こる場合があります。施術を決める前に、院長がひとつずつご説明します。
- 腫れ・内出血・痛み:注入のあと数日から1週間ほど続くことがあります。
- しこり・凹凸:注入したものが一か所に集まり、触れるとわかるしこりや表面の凹凸になることがあります。
- 感染:注入した部分が赤く熱をもち、痛みが強まる場合は治療が必要です。
- 血流の障害:注入したものが血管に入ると皮膚の血流が妨げられることがあり、早い対応が必要になります。
- やけど・水ぶくれ、一時的なしびれ:シュリンクの熱によって起こる場合があります。
- 左右差や期待との差:ふくらみの出方には個人差があり、思ったほどの変化を感じにくい方もいます。
大陰唇へのフィラー注入をまとめた2017年の系統的レビューでは、重い合併症の報告はなかった一方、報告の多くは比較対照のない小規模な研究で、根拠の水準は高くないとされています(Jabbour ほか, 2017)。大陰唇用のヒアルロン酸を調べた無作為化試験でも、変化は予備的なもので、長い期間の研究が必要と著者自身が述べています(Fasola ほか, 2026)。ハイフの研究は顔や首を対象にしたものが中心で(Khan ほか, 2021)、リジュランの成分についての報告も外陰部を対象にしたものではありません(Squadrito ほか, 2017)。大陰唇への使い方は、こうした別の部位の知見を参考にしたものだということをご理解ください。
カウンセリングから施術まで、同じ院長 が担当します

2008年から江南駅のそばで、デリケートゾーンの悩みに向き合ってきました。選択肢を一つずつ説明し、必要のない施術はおすすめしません。
- 2000
医師免許 第70918号(大韓民国 保健福祉部)。全南大学校 医学部を卒業
- 2001〜2006
サムスン医療院(サムスンソウル病院)でインターン・産婦人科レジデント。医学修士(2004年)
- 2006
産婦人科専門医の資格を取得(第5679号)
- 2006〜2008
ソウルの産婦人科病院で科長、女性クリニックで副院長を務める
- 2008
江南駅でS女性クリニックを開院
- 2012
第2回アジア太平洋婦人科形成学会(ソウル)に参加

実際の経過は、非公開でご案内します
ビフォーアフター写真はサイトに掲載せず、ご希望の方にだけ非公開リンクでお送りします。写真をご覧いただいたうえで、院長とご相談いただけます。
- 01
フォームか
LINEで リクエスト ご相談内容に「写真を見たい」とひとこと添えてお送りください。
- 02
カウンセリングで
似た 症例を 共有 カウンセリングで、担当者が似た症例を非公開リンクで共有します。
- 03
院長との
カウンセリング 写真を見て気になった点を、イ・ヘヨン院長に直接ご相談いただけます。
大陰唇のたるみ治療についての質問
大陰唇に注入したあと、普段どおりに過ごせるのはいつからですか?
日常の動作は当日から行えますが、腫れや内出血は数日ほど目立つことがあります。その間は長風呂やサウナ、激しい運動、注入した部分を強く押すことを控えてください。
シュリンクや注入を受けた日に、日本へ帰る便に乗れますか?
帰国日は、受ける施術と当日の腫れの具合を見て院長がご案内します。ご予約の際に帰りの便の日時をお知らせいただければ、それに合わせて来院日をご相談できます。
大陰唇の施術のあと、性交渉はいつから再開できますか?
注入した部分の腫れや痛みが引くまでは控えてください。いつから再開してよいかは、施術の内容と経過を見て院長がお伝えします。
シュリンクは腟ハイフと同じ機器ですか?
同じではありません。シュリンクは大陰唇の皮膚に使うハイフで、腟の内側に使うウルトラヴェラ(腟ハイフ)とは別の機器です。どちらが合うかは、悩みの場所によって変わります。
大陰唇のヒアルロン酸は、どのくらいの期間ふくらみが残りますか?
ヒアルロン酸は体の中で少しずつ分解・吸収されるため、残る期間には個人差があります。注入量や体質、生活によっても変わるので、見通しは診察のときに院長がご説明します。
ジュベルックボリュームも大陰唇に使えますか?
使えます。当院ではジュベルックボリュームを大陰唇のふくらみを補う目的で注入しています。ヒアルロン酸フィラーとどちらが合うかは、診察で皮膚とふくらみの状態を見て決めます。
来院した日の説明は日本語でしてもらえますか?
はい。院内では日本語での応対ができます。来院前の質問や日程のご相談は、LINEで日本語でお受けしています。
料金は日本円で支払うのですか?
お支払いは韓国ウォン建てです。日本で発行されたクレジットカードもお使いいただけます。表示の料金は税抜のため、10%の付加価値税を加えた金額が実際のお支払い額です。
予約を取り消した場合、予約金は返ってきますか?
現在の運用では、施術日の前日までに取り消した場合は予約金をお返しし、当日の取り消しのみ返金の対象外としています。日程を変更する場合は、予約金はそのまま引き継がれます。
生理の時期と施術の予定が近いときはどうすればいいですか?
ご予約の際に生理の予定日をお知らせください。施術の日と、その後の2〜3日が生理と重ならないように日程を調整します。重なりそうなときも日程の組み直しでご相談に応じます。
大陰唇のことを相談するのが恥ずかしいのですが、どのように診察しますか?
カウンセリングと診察は、女医のイ・ヘヨン院長が個室で1対1で行います。大陰唇の状態を確かめるのは必要な範囲だけで、どの方法を選ぶかはご説明を聞いてからご自身で決めていただけます。
まずは気軽にご相談ください
写真は必要ありません。お悩みをひとこと書いていただくだけでも大丈夫です。日本語で、できるだけ早くご連絡いたします。
参考文献
- Labia Majora Augmentation: A Systematic Review of the Literature. Aesthetic Surgery Journal. 2017. doi:10.1093/asj/sjx056
- Performance and Safety of Hyaluronic Acid-Based Gynaecological Filler for Labia Majora Augmentation: A Randomised Controlled Study. Life. 2026. doi:10.3390/life16071141
- A Systematic Review of the Clinical Efficacy of Micro-Focused Ultrasound Treatment for Skin Rejuvenation and Tightening. Cureus. 2021. doi:10.7759/cureus.20163
- Pharmacological Activity and Clinical Use of PDRN. Frontiers in Pharmacology. 2017. doi:10.3389/fphar.2017.00224