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PRP注入 · ご自身の血液から作る成分を注射

PRP(多血小板血漿)— 自分の血液から作る腟・デリケートゾーン注入

イ・ヘヨン院長
イ・ヘヨン院長大韓民国 産婦人科専門医(保健福祉部認定)

デリケートゾーンのPRP注入は、腕から採った少量のご自身の血液を遠心分離し、血小板を多く含む成分(PRP:多血小板血漿)を取り出して、陰核と、腟(ちつ)の前壁のいわゆるGスポット周辺に注射する施術です。組織の状態を整えることをねらった方法ですが、研究はまだ少なく、決まった効果をお約束できるものではありません。

ご本人の血液からPRP(多血小板血漿)を準備する3つのステップを示した図
ご本人の血液を少量採取遠心分離で血漿を分けるご本人のPRPを注入

PRP注入を検討される方と、受けられない場合

年齢や出産、ホルモンの変化にともなって、デリケートゾーンの組織の状態が以前と違うと感じることがあります。その感じ方には個人差が大きく、ほかの人と比べて良し悪しを決めるものではありません。ご自身の血液を使う方法に関心をもち、PRP注入について相談される方には、次のような方がいます。

  • 人工の製剤を入れるより、自分の血液から作った成分を使う方法を知りたい
  • 腟ハイフや高周波(RF)など、ほかの切らない施術とあわせて検討している
  • 手術を受けるほどではないと感じているが、選択肢として話を聞いてみたい

PRP注入を受けられない、またはおすすめしない場合

血小板の数や働きに関わる血液の病気がある方、血液をさらさらにする薬を飲んでいる方は、出血しやすくなるため事前に必ずお知らせください。施術を見合わせることがあります。妊娠中の方、注射する部位やその周りに炎症・感染がある方も、そちらの治療が先です。

性交時の痛みや腟の乾燥、感覚の変化が強く気になっている場合は、ホルモンや皮膚の病気など別の原因が隠れていることもあるため、まず婦人科での診察をおすすめします。PRP注入で何かを治すとお約束はできず、受ける理由が見当たらないときは院長がそうお伝えします。

PRPができるまでと、注射する2つの部位

PRPは英語のPlatelet-Rich Plasma(多血小板血漿)の頭文字です。血液を遠心分離機にかけると、重さの違いで赤血球、血小板を多く含む層、血漿に分かれます。このうち血小板が集まった部分だけを取り出したものがPRPで、血小板に含まれる成長因子が組織に働きかけることを期待して使われています。

施術当日の手順

  1. カウンセリングと内診:ご相談の内容を伺い、イ・ヘヨン院長がデリケートゾーンの状態と、飲んでいるお薬を確かめます。
  2. 採血:腕の静脈から、健康診断の採血と同じように少量の血液を採ります。
  3. 遠心分離:採った血液を機械にかけ、血小板を多く含む層を分けて取り出します。
  4. 注射:陰核と、腟の前壁のいわゆるGスポット周辺の2か所に、細い針でPRPを注射します。注射にかかる時間は10分前後です。
  5. 確認:注射した部位の状態を確かめてからお帰りいただけます。入院の必要はありません。

麻酔の方法は、診察のときに院長がご説明します。腟の高周波(RF)治療やウルトラヴェラ(腟ハイフ)と組み合わせたセット、腟縮小手術にPRPを加えたセットもあり、それぞれの内容はカウンセリングでご案内します。

PRP注入の施術データ

施術時間注射は10分前後(採血・分離は別)
麻酔麻酔の方法は診察時に説明
ダウンタイム切開・入院なし(注射部位の腫れに注意)
性交渉の再開再開の時期は施術後に院長が説明
施術回数1回・3回セットあり(回数は診察で)
帰国可能日帰国便の時刻は予約時にご相談を
S女性クリニックの院内にある、内診台を備えた施術室の写真
内診台のある施術室

PRP注入の料金(1回・3回セット)

  • PRP注入 1回:500,000ウォン(税込 550,000ウォン)
  • PRP注入 3回セット:1,300,000ウォン(税込 1,430,000ウォン)

PRP注入の価格は付加価値税(VAT)抜きで載せ、その横に10%を上乗せした税込の金額を添えています。旅行者の美容医療にかかるVATの還付は2025年12月31日に終了しましたので、税込の金額でご予算を立ててください。

3回セットは、3回分の注入をまとめた料金です。1回で始めるか、3回セットにするかは、内診で状態を確かめ、渡韓のご予定も伺ったうえで決めます。腟ハイフや高周波(RF)治療との組み合わせには別のセット料金があり、その金額はカウンセリングでご案内します。料金に含まれる内容は、お見積りで確かめていただけます。

PRP注入のあとの経過

  1. 注入当日

    注射した陰核や腟の前壁に、しみるような痛みや腫れが出ることがあります。採血した腕に小さなあざができることもあります。帰国便の予定は、ご予約の時点でお知らせください。

  2. 翌日から数日

    注射部位の腫れや内出血は、日数とともに確認していきます。性交渉や運動の再開時期は、施術の日に院長がお伝えした内容に従ってください。

  3. 1週間前後

    熱が出る、注射した部分の痛みが日に日に増す、赤く腫れて膿のようなものが出るといった変化があれば、帰国後でも現地の医療機関を受診してください。LINEでのご相談もお受けします。

S女性クリニックの院内で、カーテンで仕切られた施術ベッドが2台並ぶ部屋の写真
カーテンで仕切られた施術ベッド

PRP注入のリスクと、研究の現状

ご自身の血液を使う方法であっても、針を刺して注射する以上、体への負担がないわけではありません。受けるかどうかを決める前に、次の点を院長がご説明します。

  • 注射部位の痛み・腫れ・内出血:陰核や腟の前壁は感覚の鋭い部位で、数日ほど痛みや腫れが続くことがあります。
  • 感染:注射した部分が赤く腫れる、熱をもつといった場合は治療が必要です。
  • 採血部位のあざや痛み:腕の採血したところに内出血が出ることがあります。
  • 違和感の持続:注射した部分に、しばらく触れたときの違和感が残ることがあります。
  • 変化を感じない可能性:PRPへの反応には差があり、受ける前と比べて違いを感じない方もいます。

デリケートゾーンへのPRP注入を調べた初期の予備研究は11名を対象にしたもので、比較のための対照群はありませんでした(Runels ほか, 2014)。その後の研究をまとめたレビューでも、研究ごとに方法がばらばらで規模も小さく、根拠の質は低いとされています(Dankova ほか, 2023)。52名を対象に生理食塩水の注射と比べた初期段階の試験でも、両者の差ははっきりしませんでした(Clarke ほか, 2026)。当院ではこうした状況をお伝えしたうえで、受けるかどうかを一緒に考えます。

担当医

カウンセリングから施術まで、同じ院長が担当します

イ・ヘヨン院長
イ・ヘヨン院長大韓民国 産婦人科専門医(保健福祉部認定)

2008年から江南駅のそばで、デリケートゾーンの悩みに向き合ってきました。選択肢を一つずつ説明し、必要のない施術はおすすめしません。

  1. 2000

    医師免許 第70918号(大韓民国 保健福祉部)。全南大学校 医学部を卒業

  2. 2001〜2006

    サムスン医療院(サムスンソウル病院)でインターン・産婦人科レジデント。医学修士(2004年)

  3. 2006

    産婦人科専門医の資格を取得(第5679号)

  4. 2006〜2008

    ソウルの産婦人科病院で科長、女性クリニックで副院長を務める

  5. 2008

    江南駅でS女性クリニックを開院

  6. 2012

    第2回アジア太平洋婦人科形成学会(ソウル)に参加

レーザー施術を行うイ・ヘヨン院長
施術はすべて院長が自ら行います

デリケートゾーンのPRP注入のよくある質問

PRPは、具体的にどこに注射するのですか?

陰核と、腟の前壁のいわゆるGスポットと呼ばれるあたりの2か所です。注射する正確な位置は、内診で確かめてから院長が決めます。

自分の血液なので、副作用の心配はいらないのですか?

ご自身の血液から作るため、異物に対するアレルギーの心配は少ない方法ですが、注射部位の痛みや腫れ、内出血、感染といったリスクはあります。持病や飲んでいるお薬は必ず事前にお知らせください。

注射のあと、普段どおりに過ごせますか?

切開はなく入院も必要ないため、注射した部分の状態を確かめてからお帰りいただけます。腫れや痛みの出方には差があるので、運動などは院長の説明に従って再開してください。

PRP注入の日に帰国の便を予定していても大丈夫ですか?

注射後の状態を見て判断するため、帰国便がある日に受ける場合は、ご予約の段階で便の日時をお知らせください。施術の時間帯を調整してご案内します。

性交渉は、PRP注入のあとどのくらい控えればいいですか?

注射した部位の状態によって変わるため、施術の日に院長が目安をお伝えします。痛みや腫れが残っているうちは控えてください。

ご予約・ご相談

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参考文献

  1. A Pilot Study of the Effect of Localized Injections of Autologous Platelet Rich Plasma (PRP) for the Treatment of Female Sexual Dysfunction. Journal of Women's Health Care. 2014. doi:10.4172/2167-0420.1000169
  2. Efficacy and Safety of Platelet-Rich Plasma Injections for the Treatment of Female Sexual Dysfunction and Stress Urinary Incontinence: A Systematic Review. Biomedicines. 2023. doi:10.3390/biomedicines11112919
  3. Vaginal Injection of Platelet-Rich Plasma for Sexual Function. Obstetrics & Gynecology. 2026. doi:10.1097/aog.0000000000006256