
デリケートゾーンの黒ずみ治療は、小陰唇や乳頭・乳輪、VIO、脇にたまったメラニン色素をレーザーで少しずつ減らし、まわりの肌との色の差を和らげることを目的とした施術です。当院では女医のイ・ヘヨン院長が部位ごとに方法を選び、施術を受けた当日のうちに帰国の便に乗ることもできます。

黒ずみ治療を考えるきっかけと、先に診察が必要なケース
小陰唇や乳輪、会陰のまわりが、ほかの肌より濃い色をしているのは自然なことです。思春期や妊娠・出産にともなうホルモンの変化、下着との擦れや自己処理の刺激などで、色はさらに濃くなることがあります。50名の女性の外陰部を測定した英国の研究でも、色や大きさには人によって大きな幅があると報告されています(Lloyd ほか, 2005)。色が濃いこと自体は病気ではなく、治療を受けなければならないものでもありません。
そのうえで、次のような理由から黒ずみ治療のご相談をいただきます。
- 水着や下着になったとき、温泉や旅行先で人の目が気になる
- 擦れやすい部分だけが濃くなり、左右や部位ごとの色の差が目立つ
- 授乳を終えたあとも、乳頭・乳輪の色が戻らないように感じる
- 脇や太ももの付け根の色が、自己処理を続けるうちに濃くなった
- 以前に受けた小陰唇の手術のあと、傷のまわりに色が残っている
美容目的の施術より、先に診察を受けたほうがよい場合
最近になって急に色が濃くなった、一部分だけに黒い点やしこりがある、かゆみ・ただれ・痛みをともなうといった場合は、皮膚の病気が隠れていることがあります。美容目的の施術を考える前に、婦人科や皮膚科で原因を調べてもらってください。妊娠中・授乳中の方は、施術を受けられるかどうかを診察のうえで院長が判断します。
診察で、色の差が肌の自然な範囲に収まっていて施術をおすすめしないと判断したときは、その旨をそのままお伝えします。
部位別の黒ずみ治療の方法 — 小陰唇・乳頭乳輪とボディ
黒ずみ治療には、部位の皮膚の性質に合わせて二つの方法を使い分けています。どの方法を選ぶかは、内診や視診で色素の濃さと広がり、肌の状態を確かめてから決めます。使用する機器の詳細は、診察の際にご説明します。
小陰唇と乳頭・乳輪:フラクショナルレーザー
フラクショナルレーザーは、レーザーの光を細かな点に分けて当て、皮膚に小さな熱の点を格子状に並べる方法です。点と点のあいだには照射していない皮膚が残るため、そこから皮膚の入れ替わりが進みます。色素を多く含んだ表面の皮膚が少しずつ新しい皮膚に置き換わることで、色の濃さが和らいでいくことをねらいます。粘膜に近い小陰唇や、皮膚の薄い乳頭・乳輪は、刺激への反応に差が出やすいため、照射の強さは部位ごとに調整します。
会陰のまわりと脇:トーニングとピーリング剤
VIOの黒ずみのうち会陰のまわりや、脇の黒ずみには、レーザーを低い出力で広く均一に当てるトーニングと、薬剤で古い角質を落とすピーリング剤を組み合わせます。トーニングで皮膚の中のメラニンを少しずつ減らし、ピーリング剤で表面の入れ替わりを助けるという役割分担です。料金は部位の数で決まり、脇はボディの1部位として扱います。
施術当日の流れ
- カウンセリングと診察:気になる部位とご希望を伺い、イ・ヘヨン院長が色素の状態を確認します。
- 方法の決定:部位ごとの方法と照射の強さ、料金の内訳をご説明します。
- 麻酔クリーム:小陰唇や乳頭・乳輪には麻酔クリームを塗り、効いてくるまで待ちます。
- 照射:部位ごとに照射し、ボディにはピーリング剤を使います。
- 終了後:肌の状態を確かめ、その日のうちにお帰りいただけます。
黒ずみ治療の基本情報
| 施術時間 | 15〜40分前後(部位による) |
|---|---|
| 麻酔 | 麻酔クリーム(部位により不要) |
| ダウンタイム | 施術当日から日常生活が可能 |
| 性交渉の再開 | 当日から可(ひりつく間は控える) |
| 施術回数 | 1か月おき・回数は診察で相談 |
| 帰国可能日 | 施術当日から帰国可能 |

黒ずみ治療の料金 — 小陰唇・乳頭乳輪・ボディの部位別
小陰唇(フラクショナルレーザー)
- 1回:400,000ウォン(税込 440,000ウォン)
- 3回パッケージ:990,000ウォン(税込 1,089,000ウォン)
乳頭・乳輪(フラクショナルレーザー)
- 1回:400,000ウォン(税込 440,000ウォン)
- 3回パッケージ:990,000ウォン(税込 1,089,000ウォン)
ボディ(会陰のまわり・脇/トーニング+ピーリング剤、1回あたり)
- 1部位:200,000ウォン(税込 220,000ウォン)
- 2部位:350,000ウォン(税込 385,000ウォン)
- 3部位:500,000ウォン(税込 550,000ウォン)
- 4部位:650,000ウォン(税込 715,000ウォン)
- 5部位:800,000ウォン(税込 880,000ウォン)
黒ずみ治療の料金は付加価値税(VAT)を含まない金額を先に、10%を加えた税込金額をカッコ内に記しています。外国人の美容医療に対するVAT還付は2025年12月31日をもって終わったため、カッコ内の税込金額がそのまま実際のお支払い額になります。
ボディの料金は、何部位を同じ日に受けるかで決まる1回分の金額です。左右の脇をどう数えるか、会陰のまわりのどこまでを1部位とするかは、診察で範囲を確かめたうえでお伝えします。3回パッケージを選ぶかどうかも、必要な回数の見通しを院長と話し合ってから決められます。麻酔クリームや施術後に使う塗り薬が料金に含まれるかは、お見積りの際にあわせてご確認ください。
黒ずみ治療を受けたあとの経過
- 施術当日
照射した部分に赤みやひりつき、軽いほてりが出ることがあります。そのまま観光や移動に戻ることができ、同じ日の帰国便にも乗れます。下着は締めつけの少ない綿素材のものが向いています。
- 翌日〜数日
フラクショナルレーザーを当てた部分には、細かなかさぶたや薄い皮むけが出ることがあります。無理にはがさず、擦れを避けて自然に落ちるのを待ってください。
- 約1週間〜
肌が落ち着いてくると、色の変化を少しずつ確かめられるようになります。赤みや痛みが強くなっていく、水ぶくれが広がるといった場合は、写真を添えてLINEでご連絡ください。帰国後に急いで診察が必要な状態であれば、現地の医療機関を受診してください。
- 約1か月後
次の照射を受ける目安の時期です。色の変化と肌の状態を見比べ、続けるかどうか、次回の範囲と強さを院長と決めます。

黒ずみ治療のリスクと、根拠になる研究の限界
レーザーで色素に働きかける以上、肌の反応には予測しきれない部分があります。施術を決める前に、院長が次の点をご説明します。
- 赤み・ひりつき・軽い腫れ:施術直後から数日にかけて出ることがあります。
- 炎症後色素沈着:刺激や擦れがきっかけで、照射した部分の色が一時的にかえって濃くなることがあります。
- まだらな色抜け(脱色素斑):低い出力のレーザーをくり返し当てたあとに、色が部分的に抜けてまだらになった報告があります(Jang ほか, 2015)。
- やけど・水ぶくれ:熱を使う施術に共通するリスクで、傷になった場合は治療が必要です。
- 色が戻ること:当院の目安では、施術による変化が続くのはおよそ1年で、長さには個人差があります。擦れやホルモンの変化が続くと、色が再び濃くなりやすくなります。
- 変化を感じにくいこと:色素の深さや肌質によって、期待したほど色の差が縮まらない方もいます。
外陰部や乳頭・乳輪のもともとの色を対象にしたレーザー治療について、質の高い研究はまだほとんどありません。いま参考にされているのは主に脇の色素沈着についての研究で、2025年の系統的レビューでは小規模な報告が中心で、根拠の質は限られているとされています(Vahabi ほか, 2025)。炎症のあとに残った色素沈着の治療を集めた2023年のレビューでも、色がすっかり消えた例は少なく、部分的に薄くなる結果が中心でした(Kashetsky ほか, 2023)。これらは別の部位や別の条件での結果で、当院の施術にそのまま当てはまるものではありません。
カウンセリングから施術まで、同じ院長 が担当します

2008年から江南駅のそばで、デリケートゾーンの悩みに向き合ってきました。選択肢を一つずつ説明し、必要のない施術はおすすめしません。
- 2000
医師免許 第70918号(大韓民国 保健福祉部)。全南大学校 医学部を卒業
- 2001〜2006
サムスン医療院(サムスンソウル病院)でインターン・産婦人科レジデント。医学修士(2004年)
- 2006
産婦人科専門医の資格を取得(第5679号)
- 2006〜2008
ソウルの産婦人科病院で科長、女性クリニックで副院長を務める
- 2008
江南駅でS女性クリニックを開院
- 2012
第2回アジア太平洋婦人科形成学会(ソウル)に参加

実際の経過は、非公開でご案内します
院内の記録では、この施術は2016 – 2026年の累計で5,000件です。ビフォーアフター写真はサイトに掲載せず、ご希望の方にだけ非公開リンクでお送りします。
- 01
フォームか
LINEで リクエスト ご相談内容に「写真を見たい」とひとこと添えてお送りください。
- 02
カウンセリングで
似た 症例を 共有 カウンセリングで、担当者が似た症例を非公開リンクで共有します。
- 03
院長との
カウンセリング 写真を見て気になった点を、イ・ヘヨン院長に直接ご相談いただけます。
デリケートゾーンの黒ずみ治療のよくある質問
脇の黒ずみも一緒に治療してもらえますか?
はい。脇はボディの1部位として、トーニングとピーリング剤を組み合わせた方法で治療します。会陰のまわりと同じ日に受ける場合は、合計の部位数でボディの料金が決まります。
黒ずみ治療を受けたその日に、日本へ帰る便に乗れますか?
乗れます。黒ずみ治療は施術当日の帰国が可能です。カウンセリングから照射までの時間を確保するため、ご予約の際に帰りの便の時刻をお知らせください。
施術のあと、どのくらいで普段の生活に戻れますか?
施術当日から普段どおりに過ごせます。数日は赤みやひりつき、細かなかさぶたが出ることがあるため、締めつける服や長時間の擦れはなるべく避けてください。
黒ずみ治療のあと、性交渉は控えたほうがいいですか?
当院の案内では当日から可能としています。ただし照射した部分にひりつきや赤みが残っている間は、刺激になるため控えてください。
小陰唇の大きさと黒ずみの両方が気になっています。一度に相談できますか?
一度のカウンセリングで両方をご相談いただけます。小陰唇縮小と黒ずみ治療をどの順番で、同じ渡韓のなかで受けられるかどうかは、診察のうえで院長がご説明します。
生理の予定日と施術日が近い場合はどうなりますか?
施術の日とその後の2〜3日が生理と重ならないよう、ご予約の際に予定日を伺って日程を調整します。予定がずれて重なりそうなときも、日程を動かして対応できます。
乳頭やデリケートゾーンを見せることに抵抗があります。
カウンセリングと診察は、女医のイ・ヘヨン院長が1対1で行います。気になる部位だけを確認し、どこまで相談するかもご自身で決めていただけます。
以前の小陰唇の手術のあとに残った色素も対象になりますか?
ご相談いただけます。傷のまわりに残った色素は、傷の状態や時間の経過によって対応が変わるため、診察で照射できる状態かどうかを確かめてからご案内します。
施術当日のやりとりは日本語でできますか?
来院当日は日本語での対応が可能です。ご予約前のご相談も、LINEで日本語で受け付けています。
料金はどの通貨で払いますか?海外のクレジットカードは使えますか?
お支払いは韓国ウォン建てで、日本などで発行されたクレジットカードも使えます。表示価格は税抜のため、VAT10%を加えた金額をお支払いいただきます。
黒ずみ治療の費用は、日本の医療保険の対象になりますか?
対象になりません。見た目の悩みに対する美容目的の施術のため、日本の健康保険は使えず、全額自己負担です。
まずは気軽にご相談ください
写真は必要ありません。お悩みをひとこと書いていただくだけでも大丈夫です。日本語で、できるだけ早くご連絡いたします。
参考文献
- Female genital appearance: ‘normality’ unfolds. BJOG: An International Journal of Obstetrics & Gynaecology. 2005. doi:10.1111/j.1471-0528.2004.00517.x
- Axillary Hyperpigmentation Treatment: A Systematic Review of the Literature. Journal of Cosmetic Dermatology. 2025. doi:10.1111/jocd.70418
- Post‐inflammatory hyperpigmentation: A systematic review of treatment outcomes. Journal of the European Academy of Dermatology and Venereology. 2023. doi:10.1111/jdv.19566
- Changes in Melanin and Melanocytes in Mottled Hypopigmentation after Low-Fluence 1,064-nm Q-Switched Nd:YAG Laser Treatment for Melasma. Annals of Dermatology. 2015. doi:10.5021/ad.2015.27.3.340